アルバイト

引きこもりがブラックなピラティスジムでトレーナーになった結果、3ヵ月でギブアップした話①

みずいろ

タイトル通りなのですが、わたしは田舎に住む引きこもりです。 

それなのに、なぜ、今年になり突然ピラティスのパーソナルトレーナーになり、わずか3ヵ月で眠れないほど追い詰められ「もう無理だ」と泣きながら退職する羽目になったのか?

今回はその理由について語っていきたいと思います。

引きこもりなのに、なぜ働こうと思ったの?

それは…今更ながら、引きこもり生活に飽きてきたからです。

わたしは現在、超のつく田舎に住んでおり、周囲には娯楽施設のようなものが何もありません。
目に入るのは田んぼ、田んぼ、田んぼ…。そして中途半端な規模のイオンのみ。

そんななか、人と接するのが苦手、という理由で専業主婦の引きこもり生活をかれこれ5年以上続けております。

信じられないかもしれませんが、この5年間、ヒマだと感じたことはただの一度もありませんでした。

在宅でなんとかして仕事ができるようになれないものかと色々調べたり、勉強したり。
引きこもりながらも身体作りの重要性は理解していたので日々、運動に励んだり。
とろいので2時間以上かけて夕飯を作ったりなどの家事をしていると、毎日はあっという間でした。

ですが…その日は突然にやってきました。

あるとき、急に、気づいたのです。
あれ…?もしかして、わたし、ヒマ?」と。

この5年、地元から離れた田舎で引きこもっていたため周りに友達はおろか、知り合いすらいません。
在宅でお金を稼げるようになりたいと色々と情報商材を買っては挫折を繰り返してきたため、独身時代の貯金も底をついてきていました。

あれほど充実していた日々が、急に空虚なものに思えてきました。
何も積み上げてきた実績がなければ友達や知り合いもいない、そして貯金もない。

その結果…。

引きこもりの心に、猛烈に社会と関わりたい気持ちが湧いて来たのです。

人と関わりたい…!
社会に居場所が欲しい…!
自分でお金を稼げるようになりたい!
ていうか扶養抜けたい!

こみ上げてくる想いに突き動かされ、引きこもりはついに重い腰を上げ動き始めたのでした。

体育の成績は毎回「2」だった

トレーナーになろうというからには、さぞかし運動神経がいいのだろう…とお思いになるかもしれませんが、逆です。わたしは極度の運動音痴です。

どのくらい極度かといいますと、
・小学校2年生まで補助輪なしで自転車に乗れなかった
・逆上がりができない、25m泳げない
・体育の成績はほぼ毎回「2」
・バレーのサーブが入らない
・バスケでボールが回ってくると、パニックになりとっさに相手チームにボールを渡してしまう
・サッカーのボールを何度蹴ろうとしてもなぜか足がボールに当たらない
・高校の時のボーリング大会でブービー賞
・車の運転ができない

どうでしょう、なかなかの運動音痴具合ではないでしょうか?

これらのことは今だからこそなんともなく笑って話せますが、学生当時は周りが体育の授業の後「どんくさい」とかわざと聞こえるように言ってきたり、プレー中のわたしの動きを見て「ぷっ」とか笑っているのがリアルに聞こえてきて、すごくすごくつらかったです。

運動音痴にとって、学校の体育の時間は地獄です。
もう2度とあの頃には戻りたくありません。

それでも身体を動かすことは好きだった

集団スポーツは壊滅的にできないので全て大嫌いでしたが、個人スポーツのなかでは好きなものがありました。

わたしが唯一好きだった体育の授業。
それはマラソンでした。

マラソンだけは結構得意で、小学校のときのマラソン大会ではたしか100人中14位でした。すごくないですか??

反射神経を必要としないのと、人と競争するのではなくひたすら自分と向き合って黙々と前に進み続ける感じが、自分の性格にとても合っていたのだと思います。

走ることだけでなく、歩くことも好きでした。
大学時代にはワンダーフォーゲル部に入り、北アルプスに合宿で4泊したのは良い思い出です。
社会人時代には、マラソンサークルに入って大会に出てみたりもしました。

そんな感じで身体を動かすこと自体はとても好きだったので、パーソナルジムにも2年くらい通っていた時期がありました。

パーソナルにしたのは、ふつうのジムが苦手だからです。
どの器具をどの順番で使えば効果的なのかよく分からないし、そのへんにいるスタッフに声をかけたりするのがとても苦手だったので、必然的にパーソナルになりました。

わたしのような運動音痴でも楽しく通えて、体力がついていくことを実感できたので、もともとパーソナルジムには良いイメージを持っていました。

そんななか、ハローワークでパーソナルジムのトレーナーの求人を見つけ、ピン!ときて応募したのでした。

占い師の助言により、先生になろうと思った

トレーナーの求人にピンときたのには明確な理由がありました。

ちょうどこの頃、わたしは生まれて初めて占いを受けていました。

それまでは、占いなんて詐欺だと思い近寄らないようにしていたのですが、ネットで仕入れた情報に感化され「占いで起業できないか」という浅はかな思いが芽生えてきたため、興味が出てきて実際に鑑定を受けてみたのでした。

普段引きこもっているのに、いざというときにすさまじい行動力を発揮するわたしは、一人で銀座まで行って著名な占い師に見てもらってきました。

おどろおどろしい雰囲気の占い師さんから

「あなたは知識や技術を教える講師のような仕事が向いているでしょう…!!」

と言われ、単純なわたしは

「はああっ!!そうか、わたしの転職は先生だったのですね…!!!」

まんまとその気になったのでした。

そして、翌日。

よく分からないけれど、とにかく何かの「先生」になろう。
やる気満々のわたしはハローワークへ向かいます。

そこで目に飛びこんできたのは、まさかのピラティストレーナーの求人だったのです…。

                                    つづく

ABOUT ME
記事URLをコピーしました